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日本在宅ケア協会の公式ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

当協会は、在宅介護に悩む高齢者やご家族に向け、健康保険(療養費)を利用した、訪問鍼灸マッサージ/在宅機能訓練をご提供するために設立された一般社団法人です。

脳梗塞後遺症で療養されている患者様に対して、有資格者(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師)がご自宅や介護施設へ赴き、はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧・在宅機能訓練(維持期)といった施術を行います。

脳梗塞の後遺症には、どのような症状があるの?

麻痺

損傷を受けた脳神経細胞と反対側の手や足に麻痺が生じます。

麻痺した側の手足に力が入らなくなることで、歩行困難となり転倒の危険性や、お箸を持って食事を摂ることが難しくなります。

脳梗塞後遺症の代表的な後遺症で多くの方に見られる症状です。

拘縮(こうしゅく)

拘縮は痙縮(筋肉の緊張が強くなること)や筋麻痺により関節が動かせなくなることで起こる後遺症です。

痛み/しびれ

脳梗塞後遺症の患者さまからの訴えで多い症状で「痛み」と「しびれ」があります。

どちらも感覚異常として現れる症状で、脳細胞が損傷することで、実際には起きていないはずの「痛み」やしびれ」が起きていると錯覚をしてしまうことが要因です。

めまい

めまいも脳梗塞後遺症で起こる症状の一つです。

これは平衡感覚に関係する器官が損傷することで、身体の平衡感覚が分からなくなり起こると言われています。

言語障害

脳の左側部分には言葉に関する機能を持った部分が多く、この部分が損傷を受けると言葉がうまく出ない・ろれつが回らないなどの言語障害が起こることもあります。

廃用性症候群

廃用症候群は、脳梗塞以外の病気やケガなどの治療のため、長期間にわたって過度に安静にすることにより、身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状のことをいいます。

特に高齢者では、知らないうちに進行し、気がついた時には、「起きられない」「歩くことができない」などの状況に陥ることが少なくありません。

脳梗塞発症後から”回復期を過ぎた”患者さまの後遺症は良くなるのか?

発症してから半年ほど経過すると、急激な機能回復が見られなくなります。これは急性期から回復期を過ぎ維持期に差し掛かっているからです。

維持期は生活期とも言われ、回復した機能を維持しながら日常生活を送ることを目的とし、筋麻痺や関節拘縮などの後遺症は改善しないと言われてきました。

しかし、ここ数年の研究結果で回復期を過ぎ維持期の患者さまでも後遺症が改善していると多くの研究結果があります。

  • 足が思うよう動かせない
  • 指が硬く握られたまま
  • 肘が伸ばせず曲がったまま
  • つま先が上がらず引っかかる

などの症状が脳梗塞後遺症で見られます。

これは脳梗塞で足や指・肘を動かす脳神経細胞が損傷され足や指・肘を動かすために脳から筋肉へ命令(信号)を出せなくなっているからです。

在宅機能訓練や運動療法・鍼灸マッサージ治療・を行うことで損傷した周りの脳細胞から筋肉への命令(信号)をだすことができるようになっていきます。

維持期でもあきらめず訪問鍼灸マッサージ・在宅機能訓練を!

病院や介護老人保健施設でのリハビリは急性期から回復期を主に行いますがリハビリがこれで完了したわけではなく、在宅復帰後(維持期)からが重要です。お身体の状態やお住いの環境などは患者さまによって異なることから一人一人に合わせた施術をする必要があります。

一般社団法人日本在宅ケア協会に在籍する鍼灸あん摩マッサージ指圧は適切なアセスメントとモニタリングを行い患者さまにとって最適な訪問鍼灸マッサージ治療・在宅機能訓練を実施し、患者さまの機能回復に努めています。

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